相関図

  • story6-7
  • story4-5
  • story1-3
  • story1-4 season2

武藤むとう たかし (37)

玉山 鉄二

正義感が強く熱い元刑事。妻と娘がいる。
一年前、親代わりにかわいがっていた妹を殺害されてしまうが、犯人は未成年者だったため、相応の罰を受けることなく社会復帰できることに。
そんな犯人を憎んだ武藤は、自らの手で殺そうと思いつめ、激しい雨の中…。
結局、犯人は自殺してしまったが、武藤は自分の中に人をも殺しかねない『獣』がいたことに恐怖し、その『獣』を封じ込めるために警察を辞め「復讐をしない」道を選んだ。
しかし一年後、生活のために探偵事務所で調査員をしていたところ警視庁人事課の環から、とある未成年者犯罪の捜査を手伝うよう依頼され再び犯罪捜査に身を置くことに。

たまき 敬吾けいご (47)

渡部 篤郎

警視庁人事二課に所属、優秀だが私生活も前歴も不明な謎の男。
部下の弱みや家族関係でさえも、利用できるものは徹底的に利用する。
国や社会を守り、結果的に多くの人間を守るためには、多少の犠牲が出ることを厭わない。だが、その冷徹さはすべて正論でもある。

鏑木かぶらぎ まもる (42)

谷原 章介

捜査一課の刑事。表面上は前向きで明るい男。
武藤の先輩であり、刑事としても男としても、深い信頼と友情で結ばれている。
殺された武藤の妹は実は鏑木の恋人でもあり、鏑木も愛した女性を未成年に殺害された過去を持っていることになる。
しかし、鏑木は刑事の仕事に打ち込むことによってその過去を乗り越えようとしており、復讐心に苦しむ武藤を諌め、忘れろと説く。

武藤むとう 真梨子まりこ

桜田 ひより

武藤の娘。中学2年生。
元々明るい性格で、父・武藤が警察官だった頃は、それを友達に自慢するような少女だった。
武藤が警察官をやめて以来、父親に対する尊敬の気持ちは消え、落胆して態度も反抗的に。
その落胆や反抗的な態度も武藤のことが大好きで心配だからこそだが、幼さゆえ武藤に対しては反発しかできず、付き合う友達も変化し、夜遊びが増える。

武藤むとう 雅恵まさえ

鶴田 真由

武藤の妻。武藤がまだ学生だった頃知り合った。
武藤が妹を亡くしたことで深い悲しみの中にいることだけではなく、心に獣を飼っていることで苦しんでいることもよく理解している。
だからこそ、妻子ある身でありながら警察官をやめた武藤に対しても不満ひとつもらさず、生活を支え見守っている。
武藤が警察官をやめたことで反抗的になっている真梨子には手を焼いているが、夫の苦しみをまだ子供である娘に打ち明けるわけにもいかず、武藤と真梨子の間で悩んでいる。

酒井さかい 信宏のぶひろ

古川 悦史

刑事部長。環に特命を下し、警察を辞めた者を捜査に当たらせているが、果たしてそれは本意なのか…

浜村はまむら 明彦あきひこ

芹澤 名人

捜査一課長。熱い鏑木を上司として諫めてはいるが、内心では環のやり方に浜村自身不満を抱いている。

ジーニアス

要 潤

本名不明のネット界のカリスマ。自分こそが頂点に立ち社会を支配する天才であると豪語するが、その実は…

磯村いそむら 咲子さきこ

ミムラ

元は保育士として働いていたが、母親の介護を機に退職して以来、社会とはすっかり接点のない疲弊した毎日を送っている。
外の世界で華々しく生活する友人と自らの生活との落差に嫌気がさすが、唯一SNSでのメッセージのやりとりが現実を忘れられる時間だった。
顔の見えない相手に心酔していく咲子だが・・・。

田村たむら 公平こうへい

甲本 雅裕

娘と妻。家族3人でいることに幸せを感じ、ごくごく平凡に生きてきた、娘が大好きなお父さん。

後藤ごとう 俊和としかず

生島 翔

ジーニアスに言われるがままの男。何も考えていないように見えるが時折見せる鋭いまなざしが印象的。